タイトル | トリノライン |
説明 |
それでも、わたしは。 妹が死んだ。真夏の暑い日、溺死だった。 それは、忘れることの出来ない記憶となって、心に引っ掛かり続けていたけれど。 彼女が生きられなかったぶんも、自分が生きると決めた。 全てを懐かしい思い出として抱き、過去を受け入れ、前に進もうと。 その思いは、確かなものだった。 苦しい幼少期から時が過ぎ、毎日変わらず学校に通う日々。 また暑い夏がやってきて、少し"彼女"を思い出した頃。 遠くから聞こえてきたのは、妹が好きだった曲の、ピアノの音。 辿るように歩みを進めた先に、妹がいた。 「これから、よろしくお願いします」 「お兄ちゃん」 妹は死んだ。 その確かな記憶と共に目の前に現れたのは、妹にそっくりなアンドロイド、"トリノ"だった。 人工知能を持つ人型ロボット―アンドロイドの技術が飛躍的に伸び、 少しずつ社会に浸透している現代。 その知能の研究で大きな功績を収めていた"紬木沙羅"は、新型アンドロイド、"トリノ"を完成させる。 見た目や動きは、人と全く見分けがつかない。 声もぬくもりも、人間そのもののようだ。 それから、このアンドロイドのもう一つ特別な点は― "七波舜"の亡き妹、"七波白音"の記憶を持っているということ。 「おはよう、トリノ」 「あなたが―私が、世界を変える時が来た」 |
メーカー | エンターグラム |
発売日 | 2023年9月28日 |
ゲーム機 | Nintendo Switch |
レーティング | D |